「鮭の聖地」の物語とは

鮭の聖地」の物語~根室海峡一万年の道程~(以下「鮭の聖地」)は、
北海道根室管内の標津町、根室市、別海町、羅臼町に残された文化財によって証明される、
根室海峡沿岸の歴史文化のストーリーです。

「鮭の聖地」の特徴は、毎年秋に繰り返される鮭の遡上という偉大な自然のサイクルが、
一万年以上にわたって人々の営みを支え続けてきたことです。
太古の昔から人々を支え、そして今もなお根室海峡沿岸地域の基幹産業として位置づけられている鮭。
鮭に笑い、鮭に泣いた人間たちの壮大なドラマ、それが「鮭の聖地」なのです。

この「鮭の聖地」は、令和2年6月に日本遺産として認定されました。
日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定し、
ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群を総合的に活用する取組です。
(文化庁 HP) https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/about/index.html

地域にある遺産を「面」として活用し、発信することで、
地域振興や観光促進など地域の活性化を図ることを目的とし、
2021年3月現在、全国で104件が日本遺産として認定されています。

「鮭の聖地」へのアクセス

【車】
札幌から6〜7時間(道東道経由)

【飛行機】
根室中標津空港から 30 分(標津町)
※「鮭の聖地」をめぐるには空港からレンタカーの利用が便利です